4Kとは、横のドット数が約4,000という解像度、フルHDの縦横それぞれ倍、画素数で4倍。正確には、3840x2160の8,294,400画素となる。
1つの画素とは、映像は光の三原色、赤緑青それぞれの明るさを変えることで色を表現。これが829万個も使ってできていて、わずか6万円。量産技術というのはすごいものです。(液晶ディスプレイの1画素はフルカラーLEDとは違いました → 「液晶ディスプレイの原理と技術|液晶の世界:シャープ」)
IchigoJamのPWM機能を使って、ひとつ30円ほどで買えるフルカラーLEDで1画素をつくってみましょう。(フルカラーLED、一番長いGNDをOUT1かGNDへ、その他をOUT2〜4に挿し込みます)
10 R=RND(256):G=RND(256):B=RND(256) 20 PWM2,R:PWM3,G:PWM4,B 30 WAIT 30:GOTO10
(一番長いGNDピンをうまく曲げると、OUT2〜4にRGBそれぞれのアノードが挿せます)
0.5秒置きにランダムないろに変わるプログラムのできあがり!PWMはパルス幅を設定するコマンドで、標準では20ミリ秒を1周期としたパルス幅を0.01ミリ秒単位で指定します。つまり、2000階調の明るさを設定できます。8bit=1byteで表せるため、256段階の階調とするのが、よく使われますが、デジカメなどでは、もっと多くの階調が使われます。
次はカーソルキーで色を調合してみましょう。
10 R=0:G=0:B=0 20 PWM2,R:PWM3,G:PWM4,B 30 ?R,G,B 40 K=INKEY():IF K=0 CONT 50 R=R+(K=29):G=G+(K=28):B=B+(K=30) 60 GOTO 20
自分好みの色、探してみてください!
DMMの4Kディスプレイ、ビデオ端子(コンポジット端子)もあって、IchigoJamもちゃんと映りました!
テレビはnasne、アンプで集約するのでHDMIが基本1つあれば十分ですが、ラズパイなど、ちょっとした実験用に2つ目のHDMIがちょうどいい!
10年前の37インチと比べて、一番の驚きは軽さ!一人でらくらく持ち運べる重さにも、進化を感じます。(写真は起動ロゴ)
「DMM.make DISPLAY 50インチ 4Kディスプレイ DME-4K50D on Amazaon」
フルカラーLEDひとつあたり0.0072円!(6万円/829万個)