2017-08-13
パンチカードやオルゴールの要領で、プログラムバーに長さの異なるカムを差し込みロボットを物理プログラミングするカムロボ登場! 「カムプログラムロボット工作セット - Tamiya


カムロボが動く姿!
前進、左右、停止するAタイプと、前進後退、転回、停止するBタイプに組み換えが可能!


Bタイプ、カムをとりつけ、前進、回転、後退、ばんざい!とプログラミングしたプログラムバー(左下)


AタイプからBタイプへの切り替えも簡単、モーターの配線の黄色と青色を入れ替えて、


ブーツを取り外せば、できあがり!


箱の絵がCGじゃなく手描き!? 精密で機構を透けさせて見せる技がにくい!
取説にはIchigoJam Uらしき絵が描いてあるっ
マイコンボード搭載例として、パンフレットに Raspberry Pi、Arduino、IchigoJam と並んでます!

カムロボの組み立て方と失敗例

工作セットなので、組み立てから楽しみましょう!


物理プログラミングの肝、カム機構からの組み立てです
タイヤのひとつを使って、カム機構を駆動する仕組み。3本タイヤには訳がある!


最初の難関、ギアボックス。手で回して減速する様子を楽しもう。


配線は、はんだごて不要なよじってゴムパイプで固定するタイプ!


間違いポイント、ワッシャーは2mmと3mmと2種類あって、無造作に使うと後で3mmが足りなくなる


焦るポイント、カムを戻すためのバネが1コしかないと焦りましたが、重なってました。


間違いポイント、説明書をみずにプログラムバーにカムを逆に差し込んで詰まらせました。
ギア面の裏から差し込むのが正しいプログラムバーの使い方です。


カム機構を横から見ると分かります。間違って詰まらせてしまったら、カム機構をとめるタッピングネジをゆるめればとれるので大丈夫!
自分で作れたものは、自分で直せる!


パーツをニッパーで切り離した際に残る「バリ」
これがあるといろいろ不具合の原因になります。上の写真は、バリでプログラムバーが引っかかる様子。


デザインナイフを使ってきれいにバリを落とすと気持ちいい!(時間はかかるけど)


単三電池一本で動き、プログラムバーでコントロールできるひみつはカムにあり。
カムによって押し出された青い足が、ベルトによる駆動機構を持ち上げます。
Aタイプはブーツというブレーキによって上げた足を軸に回転。
Bタイプは空転するタイヤによって前進または後退。

まさに、自分で作れる芸術品!
改造用の穴もたくさんあって、ベースロボにもぴったり!


越前がにロボコン、本大会は2017.11.26(日曜日)@福井、参加者募集中!

links
- カムプログラムロボット工作セット 楽しい工作シリーズ No.227
- 第56回 静岡ホビーショーに「カムプログラムロボット工作セット」を参考出品
- カムロボ部 | Natural Style Co. Ltd.

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