練習にぴったりなツール、Macのコンソールで標準で使える楽しいコマンド、say のご紹介。
say hello
「ハロー」と聞こえましたか?
sayのみで起動すると、インタラクティブにいろいろしゃべってもらえて便利です。
原稿をまとめたテキストファイルをしゃべってもらうには
cat input.txt | say
音声aacファイルとして保存する場合は
cat input.txt | say -o output.aac
と使います。
声質の変更が、設定、アクセシビリティからできます。
スピーチ(音声合成)を選び、システムボイスの選択肢から「カスタム」を選ぶと、ずらっといろんな音声がダウンロードできます。
自動でチェックされたものを全部ダウンロードすると10GBとか容量を取ってしまうので、一旦全部チェック外して、再生しながら使いたいものだけ選びます。
オススメは、英語の Samantha(女性)、Tom(男性)。非ネイティブだからだと思いますが、かなり自然な発音をしてくれます。
声を変更するのは -v オプション
say -v Samantha "This is a pen"
流暢です!
Agnesはローレゾなコンピュータっぽい感じでよい感じなので、お試しください!
「sayhelper」 on GitHub
いろいろな音声化したテキスト、お試しください!
Alexや、Agnesなど、行間における間がちょっと短いので、DenoのJavaScriptを使って、開業時に間を取るプログラムを混ぜてみました。(標準入出力の使い方 in Deno)
import { readLines } from "https://deno.land/std/io/mod.ts"; for await (const line of readLines(Deno.stdin)) { console.log(line); console.log(".."); }
英語以外の言語の練習にも使えそうです。中国語のTing-Tingや、中国語(台湾)のMei-Jiaもかなりスムーズな印章。 日本語は、女性のKyokoは少し不自然を感じますが、男性のOtoyaはなかなか自然!ちょっと関西風な味付けがおもしろい!
say -v Kyoko "これはとてもかっこいいペンです" say -v Otoya "これはとてもかっこいいペンです" say -v Ting-Ting "这是很酷的笔"
練習して話せるようになるのも楽しいですが、sayコマンドでリアルタイムにしゃべってもらうのもいいかも!
ツールで越えよう、言語の壁!