福井高専校長、田村さんより開会宣言。メディア研究会による生配信付き!
電子情報工学科の教員、村田さんより賞の紹介、なんとグランプリには海外研修!
10チームのアイデアを一挙レビュー。
オーラルボイス
ターゲットを英検の難関スピーキングテスト受験者フォーカスした、英語の先生のアドバイスを元に口の動きをネイティブと比較しアドバイスするスマホアプリ。使った人が、誰かに広めたくなるシカケを入れて、売上の伸びを狙うといいかも。
空き家の利活用を促すための3Dモデル作成の省力化
増加傾向の空き家、新たに作ることができない歴史と、手軽な3Dモデルを提供することで空き家流通の促進を狙う。鯖江ゆかりの魯山人による手掘りの看板がある「あめや」さんなど、魯山人オープンデータとマップづくりもおもしろそう。
RFIDを用いた空港での荷物盗難防止システム
飛行機の旅、とても切ない、荷物が出てこないロストバゲッジという損失をRFIDとリーダーで防ぐアイデア。空港でのデータを元に金額をざっくり資産した上での提案がいい。スタートアップ的な提案では10倍良くなるくらいのインパクトを狙うのがポイント!
SASOKA
急な雨、傘を手軽にレンタルできたらうれしい。デポジット型の電子マネーとRFIDによる返却判定による自動化。鯖江駅を起点とするなら、返す場所も鯖江駅としてしまえば、偏りもなくなりシンプルで良いかも。デバイスや運用をいかに簡略化できるか。コンパクトにスタートしてみて検証したい。
実際のプロトタイプと共にデモがいい!
スマホアプリ"Vee"
肉を豆腐ベースに変えることによるCO2削減量を可視化アプリ。健康的で、おいしく、持続可能な食生活とは?お気に入りの「COMP」など、福井高専物質工学科の分析技術も使った、理系が納得するメディアになれるとおもしろそう。
Share Map
利用料が高く、借りられるスポットが少なく、認知が低いことが課題の自転車シェアリング。花粉、混雑、騒音などIoTセンターを自転車へ提供して、ビッグデータ販売することによって、収益性を改善させようというアイデア。どこまでのデータが揃うと、誰になぜ喜ばれるのか?鯖江や、福井でのシェア自転車に実際載せて実験したり、具体的にデータ活用とその価値について深堀りしてみたい。
PARMUL
ゲームのBGMのように、位置情報から自動的に選曲してくれるサービス。電車、自転車、徒歩、ランニング、車など、移動手段や移動速度に合わせたり、周りのお店に合ったBGMになると更に楽しいかも。音楽から場所を探せる「Playcy」も参考に!
PEN x IoT
書けないペンでメモするサービス。動きから文字を推測、文章を推測してクラウドメモ。見えない状態でどのくらい書けるものか実験してみたいところ。認識した文章、音声や、メガネ型ディスプレイに表示するのもいいかも。スマホを取り出すことすら面倒。面倒は進化のタネ!
Labocket
日本で進む理科離れ。楽しい実験が減ってしまっていることが原因かも。iPhoneとスマホVRを使った6DoFの実現は他社にない特徴。Oculus Quest 2 向けのコンテンツ販売にチャレンジするのもいいかも。どこまでリアルに近づければ、実験として効果があるのかの検証もしてみたい。物質工学科とのコラボや、目に見えない電子を使ったのコンピューター実験など、高専らしさが出して、小中学生向けのPRに使うのも良さそう。
安全アラート
予測を超えた雨量によって起きる相次ぐ災害、IoTセンターと個別アラートで防ぎたい。危険な土壌に設置して、スマホを持っていないハザードマップ、レッドゾーン、イエローゾーンに住む世帯には物理アラート、孫の声などに設定できると強力かも。ぜひ鯖江市で実証実験してみたい。
グランプリは、Labocket!準グランプリ SASOKA、審査員特別賞 安全アラート、おめでとう!
KDDI、松野さんから講評!
記念撮影!
ビジネスは、知識やテクニックより、やってみたい心が一番大事!
新しいモノやコトにチャレンジする、鯖江でぜひ形にしていきましょう!
「天才プログラマーがJKと共に眼鏡の街・鯖江をテクノロジーで改革「鯖江から世界を目指す」 - 菅野誠 | Yahoo! JAPAN クリエイターズプログラム」
鯖江のないものづくり、シビックテックがドキュメンタリー動画となって、Yahoo! Japan より公開されました!
前鯖江市長、牧野さんによるうれしいインタビューも!
テクノロジーは、コロナとの戦いにも有効です!
「COVID-19 福井県のPCR検査陽性者数と入院者数 2020-11-15時点 予測値と結果」
Google社が予測を発表してから約1ヶ月、各都道府県ごとの当初予測と実際の推移を比べられます。
福井県の実際は、予測直後大きく上振れするも、その後抑えられ、減少傾向となりました。
Node.jsと変えて、Denoで作る予測データの整理。自動的に日別に取得したデータをCSVでまとめて、予測と結果表示アプリで使うようにします。こちらがデータ更新用プログラム covid19forecast.deno.js。
const files = Deno.readDir(path); const csvs = []; for await (const f of files) { if (!f.name.endsWith(".csv") || f.name === "latest.csv" || f.name === "list.csv") { continue; } csvs.push([f.name.substring(0, 10)]); } csvs.sort(); console.log(csvs); csvs.unshift(["flie"]); await Deno.writeTextFile(path + "list.csv", CSV.encode(csvs));
ここで作成したCSVファイル list.csv を、forecast_chkans.html で読み込んでいます。
const dates = await CSV.fetch("data/covid19forecast/google/list.csv"); dates.shift(); appendOptions(seldate, dates); console.log(dates);
CSVデータとして、先頭にセットしている項目を shift で削除し、HTMLのセレクトボックスにセットする appendOptions に渡しています。
12/10付の予測では、今後新規発生はほぼ0となり、患者数はこのまま減少していくという予測。
「全国インフルエンザ報告数(厚労省)」
インフルエンザ報告数は昨年同週比、750分の1!昨年47,200件のところ、今年63件。
日本人、強くなってます。