引いてしまう理由は、アルファベットの小文字や見慣れない記号が並ぶプログラミング言語にあると仮説を立て、作った新プログラミング言語「IchigoRuby(イチゴルビー)」。記号とタイプ量が少なくて済むRubyの文法そのままに、予約語をアルファベット大文字でも使用できるようにした、Rubyのサブセットです。
「IchigoRuby」
RubyParserで構文木(AST)を生成する200行弱のミニインタプリタ「execRuby.js」へ渡すプログラムを、まるごと小文字にしています(文字列内も変換されてしまう問題はIssueに記述)。
WHILE 1 LED 1 SLEEP 1 LED 0 SLEEP 1 END
まだつないでいませんが、エルチカはこういう雰囲気で記述します。
WHILE 1 MOTOR 100,100 SLEEP 1 MOTOR -100,100 SLEEP 1 END
まだつないでいませんが、前後に動く、LEGOの制御もこんな感じで記述します。
今年度3年ぶりにリアル開催された「RubyWorld Conference 2022でもプログラミングの初心者との接点が話題となっていました。楽しいプログラミングを伝える新しい手段「IchigoRuby」を試してみます!