2023-06-07
Apple Vision Proの操作の基本は視線と指のつまむ操作。楽な体制で使うために下側カメラに注力された設計。Quest Proでもそこそこ視野角はあるはずだと思って、ハンドトラック実験してみました。


「AR handtrack torus」
src on GitHub
結果、目線より上にならなければ手や指を認識してくれ、結構快適です。以前AR化したハンドトラックデモから、人差し指と親指の距離算出などを追加。つまむ操作とそこからの移動で目の前のトーラス体が動きます。

視線入力は、先行して対応するPS VR2でも思った以上に快適でした。Google Glassのようにウィンクでの操作もやってみてほしいところです。ネイティブ開発では視線入力に対応しているMeta Quest Pro、WebXRでも定義されています。(参考、XREye - WebXR Device API[question] Eye tracking proposal? · Issue #1299 · immersive-web/webxr、2023-06-10修正)


Apple Vision Pro と Meta Quest Pro、並べてみました。


と、いっても、Vision Proのページで使えるAR表示です。ちょっとコンパクトな左のApple Vision Pro、バーチャルですが、実寸です。


正面からみた感じ。おでこで支えるQuest Proは、メガネを掛けたまま気軽に着けられるのでお気に入りです。Vision Proの視力補正は専用のレンズが必要とのことで、いろんな人に体験してもらうのはちょっと難しいかも。


アップにしてみるとCG感でますね。


ARアプリのスクリーンショットは背景が大事。今回の会場は鯖江商工会議所、SCC。せっかくなのでただの風景をオープンデータとしておきます。
CC BY <a href=https://sabae.cc/>SCC</a> 表記でご活用ください。


トップで使用した背景。


SCCネオンがある受付。福井県鯖江市にある、リアルSCCへもぜひどうぞお立ち寄りください!

links
- Apple Vision Pro 発表! 気になる技術トップ3と、作ってみたARパノラマ写真ビューワー for Quest Pro
- Apple Vision Pro - Apple
- SABAE CREATIVE COMMUNITY

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS