「中日新聞:県と17市町 公共データ形式統一:福井発:日刊県民福井から(CHUNICHI Web)」
> 県政策統計・情報課では「産業振興もあるが、県民が便利な生活を送れる先進地になるといい」としている。
福井県内、鯖江市、坂井市、越前市と3つの市で始まっているオープンデータ。ついに、福井県が名乗りを上げるとともに、県内の全自治体17市町で形式を統一する事業を今月開始すると発表。県としてのオープンデータは、青森県(映像コンテンツ)、静岡県(オープンデータカタログ)という例がありますが、県内全自治体を巻き込んだ取り組みは初となります。
公共が持つさまざまな情報がオープンデータとなることで、活用可能になりますが、実際県民の生活が便利になるために必要なのは、アプリケーション。現在、鯖江を中心に、自分たちの生活は自分たちで創る(create our lives by ourselves)を掲げる「Code for Sbaae」の旗揚げをしていますが、県域での活動へと広がるいい機会になりそうです。
本日、全国のITソフトウェア系エンジニア学生が集まる高専プロコンの会場、旭川に来ています。欲しいものは自分の手で創る!と、さまざまな技術を使いこなし、地域に根ざす高専生は、オープンデータの活用においても、重要な役割を担いうる存在です。
高専プロコンでの懇談会にて、高専x地域xオープンデータへの期待、話させていただきました。早速、オープンデータを卒検にとりいれているという話も聞き、その期待は高まるばかりです!(福井高専ではオープンデータ題材の授業、明石高専も実施中とのこと!)
もちろん、高専生だけでなく、小中学生までも対象とした、写真や表形式のオープンデータを使った情報を再整理するミニワークショップもいいですし、シニア向けのプログラミング教室のように、全くの初心者であっても、できることがあります。Webが深く生活に根ざす形へと大きく変革するきっかけである、オープンデータ。まだ世界でもオープンデータを活かした具体的な事例が少ない今、日本中全地域全国民にとって大きなチャンスを迎えています。世界が羨むステキな国を創り、世界に広めましょう!