まずディスプレイ、キーボード、LANケーブルをつなぎ、"sudo raspi-config"で、ネット越しから操作できるsshの設定だけすれば、あとは手元のPCを使って手軽に実験できて便利です。ブレッドボードに抵抗とLEDを挿し、このあたりを参考に、実験してみると無事Lチカ完成。
せっかくなので、無線LANアダプタを買ってきて、モバイルバッテリーと合わせて使い、完全スタンドアローンにしたものがこちら、上の写真。コンパクトさはAndroidやmbedには適わないながらもなかなかのもの。さすが、linuxそのもの、いろいろなライブラリをさくっとダウンロードし使える自由度はいい。(無線LANアダプタの設定、wpa_supplicant.conf はSSIDステルスの場合 scan_ssid=1、暗号方式はTKIPと指定などが必要で少々はまる)
Raspberry Pi、自由に使える入出力が少なく、アナログ入力が扱えない、時間にシビアな処理に弱い(?)ので、マイコンとの連携が良さそう。ということで、マイコンとの接続用のシリアル通信をループバックでの実験成功。(/etc/inittab を編集し、ttyAMA0の使用を止めておくのがポイント)
Raspberry Piは、iPhone、Androidとの接続と違って、常設しておくセンサーや、ガジェットを創るのに便利そう。ネットワークがない場所でも自律して動かし続けられるように、FOMAのUSB通信モデムの接続も試してみようと思います。新しいものは、とりあえず実際試してみるのが一番ですね。