こちら最優秀賞候補の5作品、個人的な感想と共にご紹介します。
①Quiz Drive (クイズドライブ)
グループで車での移動中にクイズでもりあげるアプリ。ご当地クイズや、スポットに関するクイズが突然、音声で流れてくるとか、大好きだったウルトラクイズのようで楽しそう。非同期的にクイズ成績で競ったり、離れた複数台をつないでもりあがるなど、いろいろ夢が広がる。テレビでの人気コンテンツでもあるクイズは、誘致効果も大きく、ご当地クイズのオープンデータは流行るかもしれない。(鯖江検定オープンデータはあるけど、ちょっと辛口すぎw)
②ANNAI Call-多言語対応クラウド・ソーシャルコール・サービス
WIRED CONFERENCE シビックハック賞候補にもなったソーシャルで外国語電話受付対応してくれるサービス。2020年のオリンピックに向けて、外国の方にいかに楽しんでもらえるかが重要になります。世界中の人がちょっとずつ力を貸してくれるソーシャルの力、可能性ありますね!ソーシャル翻訳のconyacのように汎用化、ビジネス化するとか、予約に特化してウェブだけでつなぐとか、他言語対応に向けて、いろいろ膨らみます。
③vinclu (ウィンクル)
2台セットの青い鳥は離れていてもお互いの方向を向くと光ったり鳴いたりするらしい。GPSという宇宙規模のテクノロジーが身近なデバイスでさらっと使えてしまう現代社会ならではのロマンチックなプロダクト。実はピンポイントに位置情報はわかるけど、方向という形でぼんやり伝えるのが粋ですねっ。宝探しや、もっと多人数で持って、ゲームにするなど、GPSを使った新しい遊び、まだまだ楽しそうな事が眠ってますね!
④毎朝体操
スマホを持ってラジオ体操するとその動きを評価してくれ、地域別のランキングなどで楽しく体操が続けられるというAndroidアプリ。高専生は同じコンセプトで、Kinectを使ってまじめに体全体の動きを捕捉して評価します(徳山高専「RAZIOくん―ラジオ体操支援システム―」、敢闘賞おめでとう!)。日本国民のNHKラジオ体操、運動不足は医療費増加につながり国力を削ぐ大問題。オリンピックに向けて、思い切ってオープンデータ化してもいいのでは?
⑤1Click飲み
21世紀に復活したダイヤル式UIと、音声合成による自動予約で、ワンタップで飲み会を実現!インパクトあるUXは、いろいろな敷居をぐっと下げますね。お店側も空いている日を安く提供できたりすると、街コンのようなイベントを待たずとも異業種異世代の交流も進むかもしれません。音声合成による予約がまたすごい、2番のANNAI Callにそのまま使えちゃったりする!?アプリの公開が楽しみです。
「オープンデータでかんたんプログラミング progrun | Mashup Awards 9 (#MA9)」
シビックハック賞候補作品として出品し、MA9の方に個人的に気になる作品とも書いてもらった、シニア向けのプログラミング教室で、使った「オープンデータでかんたんプログラミング progrun」、うれしいことに授賞式の出席要請が届きました!来週いよいよフィナーレを迎える、日本最大のプロコン、今から楽しみです。
「Mashup Awards 9 (#MA9)」
「タイムテーブル | TechCrunch Tokyo 2013 | TechCrunch Japan」MA9決勝はTechCrunch Tokyo 2013イベント内、15時から!