2014-01-21
本日、HAL社長佐藤さんオーガナイズで、鎌倉市長松尾さんカヤック社長柳澤さん他、カマコンバレーの方々が、データシティ鯖江の視察とカマコンバレーとのコラボのため、来鯖しました。(市長対談の様子

福井県のオープンデータを知ってもらうには、実際現場に入ってもらうのが一番と、早速、昨日創ったオープンデータカード福井県オープンデータデータシティ鯖江オープンデータ)を使ってアイデアソンしました。1時間半ほどと短い時間かつ、鎌倉鯖江、共に初対面同士も多い中、かなり多様性あるアプリアイデアを、楽しく出すことができました。

いくつか紹介すると・・・
・イケてる若者が集う駅ランキング(福井県の移動データ、世代別職業別年収データ)
・地域をきれいにして支持率アップ!議員RPG(地区別年齢別人口推移、ごみの発生量データ、地区別交通手段)
・ムツゴロウ王国にしちゃうアプリ(県内総生産の目標値によって、動物園に市民が選んだ動物を追加できる)
・条件をいれるとIターンに適した会社と住む場所リコメンドアプリ(企業別子宝調査、市町村別税率、都市施設、県産そば認定店)
・議員まるはだか(市町村別新着情報、議会議事録、議員一覧、福利厚生事業の見直し状況)


(こちら、鎌倉市、松尾市長がチーム内のアイデアのまとめを発表中)

今回4〜5名ずつの3チームを創り、3ゲーム行いながらルールを改善して、いい具合になったバージョン2ルールをご紹介します。

「オープンデータカードゲームver2」ルール
プレイ人数:2〜6名
用意するもの:オープンデータカード1セット、付箋紙&ペンx人数分
ゴール:オープンデータの組み合わせ、一番おもしろいアプリのアイデアを出した人が勝ち
すすめかた:
1. オープンデータが書かれた山札をよく切り、一人あたり6枚ずつ配る
2. 手札を1枚以上使って、どんな人に対するどんなアプリがいいかアイデアを出す(制限時間10分)
3. そのアイデアがイメージできるような、アプリ名を付箋紙に書き「できた」と宣言する
4. 宣言があったら、他の人は作業を止める
5. アプリ名と共にオープンデータカードを並べながら、アイデアを披露する
6. アイデアを聞いた人は、手持ちのカードを使ってそのアイデアに付加価値を付けてもいい
7. 札を出した人は、出した枚数だけ補充する
8. 時間になったら、出たアイデアの中で、一番いいアイデアを話し合って決めてそれを出した人が1ポイント
9. 3ポイント先に取った人が勝利

出たアイデアをオープンデータと合わせて写真に撮っておくなど、アウトプットを記録しておくといいです。大人数の時は、時々チーム変更するのもおすすめです。

オープンデータの一覧を眺めてもイメージしにくいものが、カードとして1枚ずつ意識して見ることで、データが秘める高い価値に気がつくことができます。物理的なカードという、ビジュアライゼーションテクニック、強力でした。リアルとバーチャルをつなぐ、2Dプリンタの価値、見直しました!

カードに対する改善点として、オープンデータの具体的な中身が分かるように、QRコードをつけておき、スマホでかざすと中身が確認できるようにしておくと、より実現性の高いアプリのアイデアにつながりそうです。


鎌倉のみなさま、ありがとうございました!鎌倉x鯖江、つながりそうです!

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