2014-01-22
鎌倉x鯖江、オープンデータアイデアソンの後、鯖江の温泉ラポーゼかわだにて、地元福井、日本Androidの会福井支部メンバー、鯖江市地域活性化プランコンテスト学生団体withメンバーと合流し、電脳メガネアイデアソンを開催しました。

鯖江といえばメガネ。今年のアプリコンテストは、電脳メガネの本格展開が始まりつつ今、アニメ「電脳コイル」の世界の実現に向けて、ARアプリ(現実とデジタルの世界との融合)がテーマです。徳間書店・電脳コイル製作委員会さんとのコラボは、「電脳メガネサミット」以来2度目となります。(コンテストを報じる朝日新聞福井版を、報じる牧野市長Facebook投稿

かけてみなければ分からない電脳メガネ、アイデアを出すには何はなくともまず体験。2011年に衝撃的なデビューを飾り、電脳メガネサミット開催のきかっけとなったEPSON MOVERIO、用意したのはもちろん、今回はサミットがきっかけで生まれた鯖江スペシャル(協力、ブロスジャパン)。加えて、正式な発売開始発表が楽しみなGoogle Glass!それぞれかけてもらうことからスタートです。


ずいぶん軽くなったGlass、インパクト抜群のMOVERIOは大好きなのですが、軽量化によって普段使いできる電脳メガネが現実的になりました。(左から、カヤック柳澤さん、鎌倉市議永田さん、鎌倉市長松尾さん)


黄色いタグ付きカニも囲んだ豪華なアイデアソンのスタートです。初対面な人も多いので、まずはグループ毎に軽く他己紹介、食事と共に歓談。カマコンバレー本田さんの提案で、みんなでひとりの話を集中して聞こうと、2分間の指名制テーマトークで温まってきたところで、いよいよ電脳メガネアイデアソン!

昼に使ったオープンデータカードに、電脳メガネアイデアの素カードを加えて、配布し、そこから連想するアイデアを隣の人とシェアしてもらいました。電脳メガネサミットでも確認した通り、身近な情報がデータとしてあることこそ、便利で楽しく夢あふれる未来都市、電脳コイルのコイルシティへと近道です。

飛び出した12の電脳メガネアイデアを紹介します。
- ARで見える巨人をヒッチハイクで追いかけるゲーム(道路交通オープンデータ)
- 見ながら分かるAED・人工呼吸ARガイド(AED設置場所オープンデータ)
- 仕事の達成度に応じてご褒美画像AR(若狭路ご膳オープンデータ、鯖江観光オープンデータ)
- 町をきれいにすればするほどきれいになるAR美女/イケメン(ゴミ処分量オープンデータ)
- 人口・交通の増減傾向から未来が見えるメガネ(2時点地域別オープンデータ)
- リアル一日市長、松尾市長のリアルな1日を体験できる(市長オープンデータ?)
- 恐竜化石が発掘される感動の瞬間をシェア(福井県恐竜博物館コラボ)
- 昆虫になろう(絶滅危惧種オープンデータ
- 実現したら絶対嫌!相手の感情が見えるメガネ
- うようよいるAR恐竜が道路の危険箇所を教える(交通事故履歴オープンデータ)
- パーソナライズされた恐竜の足あとが教えるセレンディピティ観光アプリ
- 痩せたい人も太りたい人も、食べ物の見え方をコントロールするダイエットメガネ

多様な参加者でのアイデアソンは、新しい発見の連続で楽しい!


ぜひここから更に発展させるなどして、ARアプリコンテストへとご投稿ください。
アイデアに権利は存在しないので、じゃんじゃんパクってじゃんじゃん創っていくのが人類の努めです!

みんなで創ろう!未来の世界!

福井県鯖江市>電脳メガネ ARアプリコンテスト 作品募集

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