2014-02-10
本日の記事「イオンを拒んだ町:日経ビジネスオンライン」は地元鯖江。これをシェアした反響は大きく、大型ショッピングモールと地元商店との関係の注目度の高さを感じました。福井県だけ"0"と書かれたマップが衝撃的だったので、自作してみたところ、徳島県にもイオンが無いことがわかりました。


「日本のイオンマップ」アプリ(徳島県も0!)

データ元はこちらの「イオンを探す|新店案内・店舗検索|イオンリテール株式会社」のオープン控える2店舗を含む432店舗のデータです。LinkData.orgに勝手オープンデータ「イオン一覧」としてアップし、県別に数えるアプリにしました。記事中、合計店舗は約300とされていたので、データ元が異なるようです。

1977年に福井県福井市に誕生した「ショッピングタウンピア」は、専門店による組合と核テナントが同居した形として日本初のショッピングモールはだったとのこと。

1977年11月23日開店。福井県内初のショッピングセンターであり、専門店による組合と核テナントが同居した日本初のショッピングセンターでもあった。このような形態で運営しているショッピングセンターは「福井方式」と呼ばれ全国的にも注目を浴び、現在多数ある商業施設の中(特に福井県内における)にもこの方式に沿った形態のものが多い。
ショッピングタウンピア - Wikipediaより)
* 当初「日本で最初のショッピングモール」と記載していましたが、誤りでした。正しくは「専門店による組合と核テナントが同居した日本初のショッピングセンター」とのこと。

イオンがないからといって、ショッピングセンターがないわけではなく、エルパを筆頭に、各地にあって賑わっています。反比例するように駅前の商店街は廃れていってはいますが、3月〜12月まで毎月おまつり「誠市・ご縁市」があったりユニークなお店が多い鯖江商店街はなかなか元気です。効率を求めればEC、人で選べば個人商店、そのはざまにあるのがショッピングセンター。買い物に求められるニーズの変化から、新福井方式が生まれるかもしれません。

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