膨大な数のコンピューターが手軽に使えるクラウド時代、電脳メガネや、プロジェクションマッピング、安価で容易なマイコンなどを組み合わせると、数値解析系の研究が一気に楽しくなるかもしれない。

磁場・電場・流体などの解析系シミュレーションは、膨大な計算をさせる必要があって、結果を出すためには5分とかかかったりするため、試行錯誤する回数も自ずと限られてしまうので、せっかちな自分には興味が持てないでいた分野。ただ、もしクラウドを使って3000倍の計算速度を使えば、同じ解析結果が0.1秒で得られるため、パラメーターをマウスやLeap Motionやオリジナルの入力デバイスを使って自在に変化させ、その結果をリアルタイムに見ることができる。また、電脳メガネやプロジェクションマッピングを使うと、結果を単純に画像で見る以上の体験が可能になる。人類がいままで見えていないものをコンピューターを通じて見て触って遊ぶことは、きっと新しい世界への入り口になる。


「FDTD 法を用いた電磁場解析シミュレータの開発(シミュレーション動作) 大村匠」


「CUDA/GPU による水柱崩壊シミュレーションの高速化(シミュレーション動作) 井上智寛」

こちらが今日見せてもらった福井高専電子情報工学科の解析系研究発表2つ。このアニメーションは解析済みのものをつなげたものだが、来年度の研究、クラウドつかったインタラクティブ化に挑戦してみてはどうだろう?先日のニュース「高1がスパコンで5×5魔方陣の全解に成功、2時間36分で2億7,530万5,224通り (リセマム) - Yahoo!ニュース」、中学生でもスパコンを使う時代、高専生には舞鶴高専出身のさくらインターネットの田中さんという力強い味方がいる。

福井高専電子情報工学科を1999年に卒業してから15年、発表資料がオープンデータとなってより身近になった。スマホでレジュメのPDFをチェックできるアプリなどがだれでもつくれます。解析、ロボット、子供用の学習支援などバラエティー豊かな高専の卒業研究。驚くような研究成果、楽しみにしてます!

福井高専 電子情報工学科 卒業研究発表 2014」 - 2014/3/3-4

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