福野泰介の一日一創 - create every day

ふと立ち寄った鯖江商店街にある電気屋さん。店内に見つけた32年前のパソコンMZ-2000。投稿した写真に寄せられた、かつての電気屋プログラマーさんからの多数のコメント。電気屋さんの一角で、わいわい騒ぎながらそこでしか味わえない未知との遭遇を共有していたステキな空間が伝わってきます。

このお店にとっての一見迷惑な行為こそ、商店街と市民との関係を強固にした商店街型ビジネスモデル。遊ばせてもらった分、そのお店で何かを買う良い関係がそこにはあったはず。近視眼的な大人にとって都合がいい子の量産こそ現代社会の癌です。

いつから子供が商店街で遊ばなくなったのでしょう?私は名古屋のマンション育ちなので、近所に商店街がありませんでしたが、鯖江の同世代の友達はかつて楽しかった商店街で遊んだ思い出を語ってくれます。電気屋さんに限らず、子供がわくわくする話や体験の提供が、当時最良の広告宣伝手段でした。

大規模商業施設化と画一大量消費が進み、希薄になったローカルな商圏。商業だけ、教育だけ、生活だけ、その縦割りが壊した見えない価値は計り知れません。Web時代だからこそできる原点回帰、子供が遊べる商店街。鯖江では、すでに動き出している、こどもx商店街「さばえ子ども商店街aKInD’s(あきんず)」、JK課と共におとな版鯖江市地域活性化プランコンテストで発表され、オーディエンス賞を受賞したプランです。

所有者であり超オタクな店員さんによるMZ-2000実演と、子供に向けても生まれ変わったBASICパソコン、IchigoJamの実演の相性は最高かも。次のご縁市の6/8(日)に向け、あきんず連携企画として提案してみることにします!


(こちら、ゲームのプログラムが書き込まれたカセットテープ。MZ-2000がおいてある鯖江の電気屋さんタケベ無線の人から送ってもらいました。なんとうれしいことに動くらしいです!!)


(シャープ、MZ-2000、1982年発売、当時価格218,000円!もうちょっと後に登場したテレビにつなげる安価なパソコン、MSXが私のパソコンデビューでした。昨年誕生30周年を迎えたMSX、私のMSX熱復活とIchigoJamをつくるきっかけとなったMSXとの出会いの場、ハードオフはタケベ無線さんが経営という縁。つながるものですね。)

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CC BY 福野泰介 - Taisuke Fukuno / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像