2014-05-30
誰もが自由に世界中の人とコミュニケーションする社会。
かつての人類待望の夢は、すでに日常。
その歴史を振り返る。


3万年前、言葉という道具で、コミュニケーションを始めた人類。


弱点は広がりの弱さ。会話できる範囲は限られ、多くの人に伝えることが難しい。


1500年前の印刷技術、110年前の放送技術の発明によって、言葉の大量コピー大量配布を実現。
この技術は「伝える」という一方的な発信手段であって、「伝わる」コミュニケーションツールではない。


更に、その発信にかかるコストに、誰もが使える自由がない。


160年前に生まれ、60年前に普及した電話は、誰もが世界中の人と会話できるコミュニケーションツール。
ただし、1:1のコミュニケーションなので広がりは限定的、時間に応じてコストがかかるので完全な自由ではない。


25年前に生まれた世界をつなぐネット「Web」は、これら会話、放送、電話のいいとこどり。
世界中の多人数:多人数による誰もが自由に使えるコミュニケーションツールを実現した。

物理的なつながりであるハードウェアと、その使い方であるソフトウェアが分離されているため、ネットは、Twitter、Facebook、USTREAM、LINEなど、新しいコミュニケーションツールを生み出し続けるプラットフォームでもある。

道具に魅せられ設立した、jig.jp。
更なるネットの可能性を追求すべく、ソフトウェアという道具を創り続けます!

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