2014-06-09
世界ICTサミットを控え、レセプションパーティーへ参加。オーストラリア、フィンランド、フランス、アメリカなど、一度に各国のICT事情を直接会話できるのは貴重。先日のデータマネジメント2014の事務局の方にも再会。業界狭いですね。


フィンランドのベンチャーインキュベーションのSlush創業者で、アングリーバードを育てた、ピーター・ヴェスタバッカさん
講演「それは『スラッシュ(Slush)』から始まった~フィンランドのスタートアップ革命」 - 世界ICTサミット2014


世界ICTサミットでもご一緒する予定の世界銀行クレイグ・ハマーさん、川島さんと共に世界銀行パブリックセミナー「オープンデータ × 地域課題解決」へ。世界銀行は、2010年にそれまで有料で販売していたデータをオープンデータにするという決断をし、ライセンスもデータシティ鯖江と同年、2012年6月にクリエイティブコモンズ(CC BY)を採用。貧困撲滅を掲げる世界銀行は、オープンデータを支援国自身が自ら変革するためのツールとして利用。現地のニーズにあったオープンデータとアプリとの組み合わせと、その知見の共有は世界の課題解決を確実に加速しますね。日本では当たり前のアプリが、世界のどこかですごく役立つかも。


「世界銀行ダッシュボード」

世界銀行の8000種あるオープンデータを使って、初アプリ。貧困を無くす世界銀行のミッションの達成具合が一目でわかるダッシュボードアプリ。赤いほど収入がある国を示しています。北朝鮮には世界銀行としての支援がいっていないことを発見するなど、データはいろんな角度で見ることで新しいアイデア、発見につながっていきます。各国ごとに詳細な情報を取得できるAPIもあるので、どんどんつないでみようと思います。

日本の50年前に誕生した新幹線、実は世界銀行からの支援で実現したとのこと。その後、日本経済は大きく発展し、借金は全部返済。現在は支援側になっているとのこと。こんなありがたい話、知らなかったことが恥ずかしい。この恩、お金じゃない形でも返していきましょう。

世界ICTサミット、中継や録画配信あります。
世界ICTサミット2014 | NIKKEI CHANNEL
私たちの出番は2日目セッション3「オープンデータで活性化する社会と経済」

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