2014-07-20
自律歩行ロボットの最先端といえば、Googleが買収したボストンダイナミクスBigDogWildCat。安く作って、こどものおもちゃにしてみます。

スマホゲームよりおもしろいものがあることを見せたい、こどもプログラミングに関するキックオフイベント。ロボコン仕立てデモが好評でした。このIchigoJam昆虫ロボを、IchigoJam用モーターシールドを作ってロボット自体に載せてみました。


IchigoRoboInsect-1 クワガタ昆虫ロボxIchigoJam、クリックで動画へ


モーター制御には先日使った、2コで300円のTA7291Pより半額で使える、150円のSN754410NEを使用。IchigoJam拡張ピンとモーターをつなぎます。IchigoJamの出力ポートからの電力は信号として使うためのものなので、とても弱くこのままではモーターを回せません。なので、別の電源と信号を受けてモーターを回す制御回路が必要になります。


裏側は電源配線。


単3電池1.5V x 3 の4.5Vを強引ですが、IchigoJamの電源としても使っています。PS/2キーボードとテレビにつないで、プログラミングし、SAVEしたら、キーボードもテレビを外し、ボタンを押しながら電源を入れることで保存したプログラムを自動的に実行するようにしてあります。ちょっと高く付きますが、konashiなどBluetoothやWiFiを搭載すれば、遠隔からコントロールや、プログラミングするのもありですね。

昆虫ロボ1,700円2台で3,400円
IchigoJam1,500円制御プログラム用
モータードライバ SN754410NE150円2つのモーターを正逆回転制御できる
ユニバーサル基板100円モーターシールド用
L型細ピンヘッダ10円IchigoJamのOUTポートとGND接続
細ピンヘッダ10円ロボットとモーターシールド接続1
ピンソケット(10P)20円ロボットとモーターシールド接続2
単3x3電池ボックス90円電源
合計3,580円

3.3Vをつくる回路も載せて、入力ポートも合わせて延長するようなシールドにすると良さそうです。マイクロスイッチや赤外線センサーをロボットにつけて、迷路を自分で解くロボットや、レスキューロボット、対戦型ゲームなんかも楽しそう。


福井県による毎年恒例、こどもむけの科学の祭典「おもしろフェスタ」のPCNブースにて展示します!(昨年はiPadでのプログラミングを100人のこどもが体験!

- 1,500円こどもパソコン IchigoJam
- おもしろフェスタ2014

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