2014-08-15
鯖江市地域活性化プランコンテストの審査員でもご一緒した、奥田浩美さん著の「人生は見切り発車でうまくいく」には共感できること多数。打率ではなくヒット数。ラッキーを増やすには多く行動するのが一番。イノベーションはきっと、そんな小さなラッキーの積み重ねから生まれます。

IchigoJamで使っているマイコンはハンダ付けしやすい大きめのパッケージ、LPC1114FN28(DIP版)。これが一時入手しづらい状況となりました。製造中止になってしまうと一大事。一大事、言い換えればチャンス。IchigoJam2計画スタートの良いきっかけとなりました。
※LPC1114FN28、現在こちらで入手可能「NXP Cortex-M0マイコン LPC1114FN28(DIP) - ネット販売」


以前勢いで買った細かいのでハンダ付けが難しいマイコン、LPC11U37。IchigoJam2のキットは一部ハンダ付け済みにする形に妥協するのも検討中。LPC1114FN28と比較し、CPU性能は一緒で、RAMが4KB➔12KBと多く、USBが使えるのが特徴。とりあえず、自作の治具付きUSB-UARTケーブルで書き込んで見ようとピン配置を公開されている仕様書を見ながらつないだつもりが、VDD(電源のプラス)とVSS(電源のマイナス)を間違えました。気づいた時には、すでにUSB-UARTが発熱、双方壊れてしまいました。

代わりに、トラ技のおまけでついてきた同じLPC11Uシリーズ搭載の「トラ技Armライタ」と、ピン配置の関係で敬遠していた別のUSB-UART変換を取り出し、接続。驚いたことに書き込みが3倍速。今まで秋月のこちらで10秒かかっていたものが、aitendoのこちらだと3秒。おいしい発見のきっかけになった、禍(というか自分のミス)に感謝!


使えるメモリが増えたので、試しにグラフィック機能を追加してみた開発中のIchigoJam2β。CPUのクロックに外部の水晶を使っているためか、ビデオ出力もチラツキなくしっかり安定しています。

12KBあると思っていたRAM、USB用などで予約されているようで、実際普通に使えたのは8KB。省メモリのため2x2ドットを1ドットとして扱っています。作ったプログラムのパソコンとの送受信や、IchigoJam自体のバージョンアップに便利かもしれない、USB機能。ただ、USBホスト機能はなさそうなので、USBキーボード対応はできないかも。楽しい試行錯誤が続きます。

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS