2014-09-28
IchigoJamのプリント基板キットは、部品点数が少なめなのではんだづけ入門にもオススメです。秋葉原駅から徒歩2分、ラジオセンター内1F、はんだづけスペース「Assemblage」にて開催したワークショップレポートと、同梱マニュアルの公開です。


IchigoJamは、スティーブジョブスが販売した Apple I と同様、キットでの組み立てと、BASICでのプログラミングが可能です。


部品点数は18。初めての方でも1時間ほど、慣れれば10分ほどで作れます。


快適なはんだづけスペース。普段も買ったキットの持ち込みなどで、レンタルできますよ。


できあがったら、PS/2キーボードとテレビにビデオケーブルをつなぎ、電源としてのmicroUSBをつないでスイッチオン!ドキドキする瞬間です。LEDもボタンも正常に動いているようです!

動かなかった場合や、心配な場合は、テスターも使って、電源のショート(VCCとGNDの導通しちゃっていないかチェック)や、電源接続時にVCCに3.3Vが来ているかどうか、ビデオケーブルに電圧がかかっているかどうかを確かめましょう。

今回、microUSBの取り付けが、最難関でしたが、ハンダ吸い取り線を使って調整後、無事動作!


IchigoJam-BASICのゲームプログラムが書かれた紙が入っている、Danbun Games for IchigoJam のガチャ(全6種)、回していただきました!


今回のワークショップを企画いただいた、高専つながり、Akiba.TV/Akiba Deep Travelガイドの槇野さんを囲んで記念写真。

こちらが今回のキットに同梱したマニュアルです(PDF版
ゲームの攻略本と同様、どこまで詳しく解説するかど難易度と楽しさが変わります。(難易度少し高め

こどもパソコン「IchigoJam」 プリント基板キット

IchigoJamは、PS/2キーボード、ビデオケーブルと接続するテレビ、マイクロUSBケーブル(電源)を接続するだけで、ゲームやツール、ロボット制御などをBASICでプログラミングできるコンピューターです。


・部品一覧(組み立て推奨順)
IchigoJam プリント基板
R1 抵抗 470Ω 黄紫茶金
R2 抵抗 100Ω 茶黒茶金
R3 抵抗 1MΩ 茶黒緑金
R4 抵抗 330Ω 橙橙茶金
IC2 マイコン LPC1114(IchigoJam Core) ※向きあり、切り込みがある方を上に
CN1 ピンヘッダ(7ピン)5ピンと、1ピン2つにペンチで分けて差し込む
CN1 マイクロUSB端子 ※のせて上からハンダ付け、次に下からハンダ付け
C1, C2 コンデンサ 0.1μF、2つ
IC1 3端子レギュレーター ※向きあり、平たい方が内側
LED1 赤色LED ※向きあり、足が長いほうが内側
SW1 スライドスイッチ ※向きなし、右側にスライドしておく(OFFの位置)
SW2 タクトスイッチ(ボタン)※足が開く方向が左右になるように
CN3, CN4 ピンソケット(14ピン)、2つ
CN2 PS/2端子 ※1箇所つけた後、プリント基板に押し付けるときれいに仕上がる
JC1 ビデオ端子

・動かし方
キーボード、テレビ、電源をつなぎ、スライドスイッチを左に動かすと起動します。 LED 1 (リターン/エンター)と打ち込むとLEDが点灯。LED 0 で消灯。
その他、リファレンス、入門、サポートなど http://ichigojam.net/ をご参照ください

ものづくりの幅がぐっと広がるはんだづけ。
はんだづけスペース「Assemblage」、秋葉原に行った際、のぞいてみてください!

- IchigoJam ハンダ付け組み立てキット版(送料込み) プログラミング専用こどもPC - SPIKE

Tweet
クリエイティブ・コモンズ・ライセンス
本ブログの記事や写真は「Creative Commons — CC BY 4.0」の下に提供します。記事内で紹介するプログラムや作品は、それぞれに記載されたライセンスを参照ください。
CC BY / @taisukef / アイコン画像 / プロフィール画像 / 「一日一創」画像 / RSS