2014-10-20
昨年からスタートしたシニアによるプログラミング/アプリづくりという試み。タブレットでプログラミングの体験ができるアプリ「progrun」を使った教室は、Androidアプリを自作し発表するコンピューターおじいちゃん誕生につながりました。今年は、本格的なコンピューターによるプログラミングを知ってもらおうと、シンプルな構造が特徴な、こどもパソコン IchigoJam を使った、BASICプログラミング講座&シニアハッカソンに挑戦。ダンブンのゲームでもりあがった第一回目のプログラミング入門に続き、第二回目の講座では、いよいよオリジナルアプリづくりに挑戦。以下の9 つのプロトタイプができました。


・高年大学シニアIT講座、プログラミング教室での発表アプリ一覧
おいもやさん(農産物) - 今旬な採れたて野菜を紹介するアプリ
リズムうんどう(運動) - 順に表示される「もしもしかめよ」の歌詞をみながら運動するアプリ
ときどきうんどうしましょう(運動) - LEDの点滅で歩くリズムを知らせるアプリ
おばあちゃんどこ?(徘徊) - おばあちゃんにつけてあるセンサーから位置を表示するアプリ
きょうもきてる?(出席確認) - 高年大学の出欠簿が学校に来るだけでとれるアプリ
げんきだよ!(出席確認) - 履修している科目の教室を教えてくれるアプリ
ものわすれメモ(物忘れ) - ものわすれをおぎなうメモアプリ
さばえのおやさい(農産物) - 鯖江の野菜、通販アプリ
ちゅうしゃじょうある?(駐車場) - 駐車場の空き状況がわかるアプリ
※カッコ内の分類は、9/22の不満一覧より


アプリ「おいもやさん」、今回創ったアプリを動かしながらのプレゼンテーション。


アプリ「リズムうんどう」のソースコード。WAITを使ってタイミングを歌詞と合わせて、順番に表示!3メニューのうち1つをプロトタイピング。


2人一組でオリジナルアプリづくり。まず紙にイメージしているアプリのデザインを書いてから、プログラミングして実装します。開発時間(ハッカソンタイム)は30分と短いながらも、それぞれ個性的な作品ができました。


講座、前半は前回のおさらいと、消費税計算アプリづくりを解説。実際アプリがほしいという声もありました。(関連、高専プロコン2014の作品「ポケットレジスタ」)


シニアITアプリ講座は、鯖江市役所、Code for Sabaeict4ejig.jpによる官民共同事業。参加いただいたITシニアなみなさま、ありがとうございました!!(鯖江市情報広報課、牧田さんレポート(この写真)関本さんレポート

今回の教室を踏まえて、IchigoJamを使ったプログラミング入門スライドを用意しました。ぜひ復習して、まわりのお友達、お子様に広めてください!

参考リンク
- 福井県鯖江市>iPadを使った“シニアITアプリ講座”参加者募集

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